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ホルモン補充療法(HRT)

【ホルモンとは?】

カラダの中では、内臓や脳、血管など、いくつもの器官が働いていますが、その器官が健康を維持できるようにする役割を果たしているのがホルモンです。ホルモンは体内にある細胞でしか作られない化学物質で、現在見つかっているだけでも70種類を超えています。ヒト成長ホルモンなどの主なホルモンレベルは、20歳代から30歳代前半までのホルモンが充分に保たれている状態からホルモンの分泌量は減少していきます。加齢とともに減少するホルモンは、老化の症状に関わっています。

【主なホルモン】

《女性ホルモン》

女性ホルモンは卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)のふたつがあります。エストロゲンは、生殖器器官の発達を促進したり、血行をスムーズにしてコレステロール値を安定させるなどの働きがあります。また、肌のターンオーバーをうながしてコラーゲン生成を活発にします。

《成長ホルモン》

成長ホルモンは脳の下垂体から分泌されるホルモンのひとつで、ヒトの成長に欠かすことのできないホルモンです。おもな役割は成長をうながすことですが、成長が止まった後にも分泌は続き、病気への抵抗力や傷などの治りを早くしたり、代謝の促進や筋肉の働きを強めたりします。

《DHEA(デヒドロエピアンドロステロン)》

副腎から分泌されているホルモンで、生まれたときから副腎や生殖腺でたくさん作られます。男性ホルモン(テストステロン)や女性ホルモン(エストロゲン、プロゲステロン)を作るほか、50種類以上のホルモンを作ります。DHEAは、筋肉の増強、老化防止、性ホルモンの安定維持、新陳代謝を活発にする働きがあることが知られています。

《メラトニン》

メラトニンは脳の内部にある松果体から分泌され、夜、暗くなると分泌をはじめ睡眠に関係のあるホルモンです。メラトニンは強力な抗酸化作用があり、また、コレステロール値を下げたり、ストレスを緩和させたり、免疫力を高めたりと様々な効果があると言われています。

【ホルモン減少によって起こる症状】

square.gif筋力や運動能力の減少
square.gif体脂肪の増加
square.gif性欲の低下
square.gifエネルギーレベルの低下/
square.gif記憶力の低下
square.gif骨そしょう症の発症

ホルモン補充療法(HRT)

女性ホルモンは40代後半くらいから卵巣の機能が衰えてくるのにともなってホルモン分泌(エストロゲンとプロゲステロン)が減少することによりカラダの不調があらわれることが多くなってしまいます。ほてり、のぼせ、動悸、骨粗しょう症、イライラなどいわゆる更年期障害というものです。この更年期障害の不快症状を改善するのと同時に、骨粗しょう症の予防、動脈硬化や心臓病などになる危険性を低くし、アンチエイジングにつなげようというのがホルモン補充療法(HRT)です。HRTは、ホルモン値が健常者の代謝レベル以下であることが血液検査等で確認された成人に対して有効な療法です。ホルモン補充療法(HRT)は副作用があるため、専門の医師に相談をして治療をすることを勧めます。

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